下道氏の墓?

下道氏の拠点とされている岡山県真備町には、箭田大塚古墳と呼ばれる
古墳があります。

この古墳は日本最大級の巨大な石室をもつことで全国的にも有名な古墳
ですが、元は下道氏一族の墓であったと考えられています。

この箭田古墳からは副葬品としてユーラシア大陸の文化を象徴するような
馬具が発見されています。

また、この箭田大塚古墳の南側には吉備寺という寺があるのですが、この吉備寺ができる前には、同じ地に別の寺(箭田廃寺)があったことがわかっており、できた当初は古墳に代わるものとして位置づけられていたと考えらています。
このあたりを治めていた下道氏一族が非常に先進的な考えをもっていたと思われます。
吉備寺です。


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