カタカナを発明?

『倭片仮字反切義解』という南北朝時代の書物の中に、
天平時代に、吉備真備がカタカナを草案したといった内容の記述があり、
それを根拠にカタカナを発明したのは吉備真備であるという
根強い説があります。

学者の見解ではまた違った見方も示されているそうですが、
真備ゆかりの地である真備町では、吉備真備をカタカナの発明者
として紹介しています。

これは岡山県真備町にある真備公園内の石像です。亀の上にはカタカナを彫った丸石が乗せられていますが、これはまさに真備がカタカナを作ったという伝説に基づいたものだと思われます。


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