吉備真備の勉強部屋は、日本の歴史において菅原道真と並ぶ天才と称される吉備真備について、その言い伝えなどをまとめたホームページです。吉備真備については現代に残されている史料が極めてすくないために、その全容をはっきりとまとめることはほぼ不可能と言われていますが、できる限りのことをこのホームページにまとめていきたいと思います。また、当ホームページに掲載している内容につきましては、歴史上明らかにされていないがゆえに不確定な要素も含んでいます。明らかな間違いがございましたらご一報いただけましたら速やかに訂正いたしますので、よろしくお願いします。
『倭片仮字反切義解』という南北朝時代の書物の中に、
天平時代に、吉備真備がカタカナを草案したといった内容の記述があり、
それを根拠にカタカナを発明したのは吉備真備であるという
根強い説があります。
学者の見解ではまた違った見方も示されているそうですが、
真備ゆかりの地である真備町では、吉備真備をカタカナの発明者
として紹介しています。
これは岡山県真備町にある真備公園内の石像です。亀の上にはカタカナを彫った丸石が乗せられていますが、これはまさに真備がカタカナを作ったという伝説に基づいたものだと思われます。